連載:失敗日記4:メレンゲ編

2016-12-15

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この日は弟の誕生日。
これで、彼も晴れて アラフォーの仲間入り。
何と、一週間だけ年の差がなくなるんですね。
厳密に言うと、何ヶ月かの差があるので、
同じ年とは言えないかもしれないですが、
とにかく、弟よ、誕生日おめでとうー

失敗日記4:メレンゲ編

さて、それでは、失敗日記第4弾です。

これは遠い日?の出来事である…

本と言う本を買いあさり、レシピを調べて作り続けていたあの頃。
おかげで必ず取り扱い説明書を読むようになり、デジタル面などでもその考えは役に立つようになった。

そして、お菓子の面でのアキレス腱はメレンゲであると、薄々気付き始めたのもこの頃。

それまでのメレンゲはメレンゲでは無かったのだ。
お辞儀するという感覚。
また角が立つという感覚、どれもが甘かった。

それを気付くきっかけとなったのは、シャルロットの生地だ。
あれがどうしても柔らかくなってしまう。
どうしてだろう。
苦悩は続いた…

だが答えはある時簡単にでた。
毎週のお菓子作りの日、いつもはハンドミキサーを使うのだが、このときはやたらとその機械がわずらわしかった。
い~や、こんなの面倒くさいから、自分でやってやるばい。
またよせばいいのに不完全ななまりを使い、そして恐らく初めてであろうメレンゲの完全な手作り?が始まった。

だがそこは普段鍛えていない筋肉のこと。
すぐに筋肉が悲鳴を上げ始めた。
しかし天邪鬼な管理人は、先日観たジャッキーチェンの映画の影響を受け、何だかそれが格好いいような気がしてきたのだ。
昔のスポコンにありがちの「へっ、こんなのへでもねえや。」
その境地にたったような気がした。

結局泡立てを続ける管理人。
右手が疲れたら左手を、左手が疲れたら右手を。
そんなことをくり返していると自分がクリスチャンになったような錯覚さえ覚えた。
だが、そんなことはどうでもいい。

そのうちに、泡の立ち方がいつもと違うことに気がつき始めた。
あれ?いつもより白い?
そうなのだ。
いつもハンドミキサーで泡立てている時よりも、白の濃度 が濃いのだ。
どうして?もしかして失敗か?
そう思いつつも、続けた結果。
見事に角が立った。
いつもなら角が立つ確立は半々くらいだった。
大抵は角が立つ前 に泡がしぼみそうになり、慌てて泡立てを止めるのだが…

(当然そのメレンゲは失敗作なので他の料理に姿を変えることになる。
こちらの行方は後日に廻そう。)

そして、出来たのだ。
初めて本物のメレンゲが!
いつもいつも中途半端で終っていたメレンゲ。
だが今回のメレンゲは一味違う。
何といってもキメの細かさが違う。
そして以前やりたくても出来なかった荒業。
そうボールをひっくり返すというのをやってみた。
今までのは怖くて出来なかったが。

思わず目をつぶって数秒たった後、ゆっくり目を開けて見ると、メレンゲは微動だにせずボールの中に収まっていた。

その時の私の感動といったらなかった。
恐らく私の人生の中でアポロ16号が月に降り立った以来の感動だった…

それからはお菓子作りがますます楽しくなった。
「やっぱり一歩踏み込む勇気が必要だったのだよ、うんうん。」
そう1人ごちた。
分離を恐れて中途半端で止めていたあの頃が懐かしい。

そしてこうも思った。やはり機械を過信してはダメだ。
だが数日後には懲りずにパソコンを使い続ける管理人の姿があった。
わかっちゃいるけど止められない…
私にとって禁煙よりも難しいことなのかもしれない…

To be continued…

と、こんな感じです。

メレンゲって、お菓子の要ですが、意外と失敗が多いんですよね。

参考になりましたら、幸いでございまする。