今回は、パイ生地の中でも、
アメリカンパイと呼ばれる生地の失敗原因について探ります。
フランス語で、「フィユタージュ・ラピッド」と呼ばれ、意味は「速い」です。
手早く出来る上に、サクッと美味しいので、こちらのパイは人気があります。
さて、それでは、いつものように失敗項目を見て行きます。
その1:生地の中のバターが溶けてしまった?
バターを使う時には、2cm角に刻み、二時間以上は冷蔵庫で冷やします。
切っている間にもバターには熱が伝わる為、
切った後も冷蔵庫で冷やす必要があります。
出来れば、室温は20度以下で行って下さい。
バターが溶けないように、他の材料も一緒に冷蔵庫で冷やすとGOOD!
その2:小麦粉を混ぜる時に、バターをつぶしてしまった?
バターと薄力粉を混ぜる時には、バターの周りに粉が付く程度にまとめます。
混ぜすぎないように、カードなどで混ぜましょう。
生地を作業台に移し、カードで半量をすくいながら、重ねるのを繰り返します。
その3:生地を上手にまとめる手順
1:ボールに小麦粉とバターを加えてまとめ、冷水を加え、作業台に移す。
2:カードで半量すくって、残りの生地に重ねる。
3:全体がまとまって繋がるまで、2の作業を繰り返す。
4:生地を両手で軽く押さえ、円形にまとめる。
と、こんな感じで、速成折り込みパイ生地については、以上です。
参考になりましたでしょうか?
次回は、パイ生地全般の失敗の原因について、探ります。
また、お付き合いくださいね。
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