お菓子のQ&A:クリーム色々:1

さて、今回はクリームについての失敗です。
生クリームだったり、カスタードクリームだったりと、
色々紹介していく予定です。

それでは、今回は生クリームの失敗原因を探りましょう。

と、その前に、ホイップクリームの状態の色々を。

「6分立て」
泡立て器を持ちあげた時に、とろとろ落ちる状態。
ムースなどと合わせるのに使います。

「7分立て」
泡立て器を持ちあげた時に、クリームがリボン状にゆっくり落ちる状態。
数秒ですが、跡が残ります。
一番一般的な泡立て方法かも?

「8分立て」
泡に弾力があり、泡立て器を持ちあげた時に、ピンと角が立つ状態。
絞り出しする時などに使います。

まずは、クリームがぼそぼそになる原因です。

その1:泡立てる時の温度が高かった?

生クリームは熱に弱い為、5度以下を保つように心がけます。
ボールの底に氷水をあてながら、泡立てると良いです。

室温が高すぎる状態で泡立てると、分離することもあります。

その2:泡立てすぎてしまった?

クリームは泡立てるほど、固さが出てきます。
泡立てすぎると、ぼそぼそになることも。

一気に8分立てなどに泡立てたりせずに、
6分立てや7分立てなどにしてから、
使う分ずつを固めにしていくのが良いでしょう。

それでは、番外編ということで、Q&Aもどきもご紹介。

その1:クリームに着色するには?

クリームに色をつけたりする場合(キャラケーキなど)は、
クリームが少し緩いうちに、混ぜ合わせます。

シロップなどはクリームが緩いうちに加え、
パウダーなどは、お湯で溶いてから加えると良いです。

その2:植物性の生クリームってどうなの?

植物性のクリームは、コーン油などの植物性の油脂を主原料にし、
乳化剤などを混ぜたクリームです。

動物性に比べると、味は劣りますが、安く使いやすいのが魅力です。
また、動物性に比べると、泡立ちが緩く、泡立てすぎを防ぐこともありますが、
逆に泡立ちが若干悪いので、固く泡立てるのがちょっと大変なことも。

泡立てたクリームの安定性も、植物性が勝っていますので、
作るお菓子によって、クリームを変えるというのも手です。

と、こんな感じで、生クリームのホイップクリームについてご紹介しました。
次回は、カスタードクリームです。
参考になりましたら、幸いです。

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