連載:失敗日記11:オムレット編

2016-12-15

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さて、今回はオムレット編です。
ひまつぶしにどうぞー。

失敗日記11:オムレット編

オムレットと聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか?
丸ごとバナナ?
これを思いついた人は、オムレットを知っている人だろう。
丸ごとバナナの模倣で始めたオムレット。
今回は、その失敗談について話そう。

元々は、昔に作ったレシピがあった。
レンジで出来るので手軽なオムレット。
簡単だからと慢心や油断があったことで、この失敗は生まれた。

オムレットがレンジで出来ると言っても
私のレシピは、ホットケーキミックスなどは使わない。
だから、生地自体はスポンジケーキと同じだ。
なら、生地で失敗したのか?
実はそうではない。
失敗は、生地作りが終わり、温める時に起こった。

生地が上手くいったので、後は温めるだけ。
オムレットー♪バナナのオムレットー♪美味しいオムレットー♪キャベツーはどうしたー♪」
お前は、キテレツか!

さて、オーブンシートを15cm四方に切り、
生地を等分に流しいれ、スプーンでちょっと平らに整形。
いよいよ温める時間と相成った。

レシピを見ると、1分半加熱とある。
余り良く考えず、レシピの通りに温めを開始。
だが、ここで??と思った。
生地が何だかぷくーっと膨らんでいたのだ。

あれ?生地がこんなに膨らむものだっけ?
かなり昔のレシピなので、そこら辺がはっきりしない。
だが、レシピ通りの時間だしと
とりあえず、疑問を置いておいて温め終わり。

さて、クリームを挟もう!と思ったら…。
生地がカッチカチである。
その生地は、かちかち山を連想した。
全くしっとりどころか、ふわふわもしておらず、
スポンジケーキの影も形もない。

え?何でじゃらほい?
私、何か失敗したっけ?
そう、私はオーブンレンジが新しくなっていたことを忘れていたのだ。
以前のレンジは、600wなどの切り替えが出来ないタイプ。
しかも、年数が経っていて、温度センサーがへたっていたのだ。

とりあえず、失敗作をこれ以上増やすわけにはいかない。
今度は短くしてやってみよう!
だが、今度は短すぎた。
生地がべちゃっとなり、これまたスポンジには程遠い。

増えていく失敗作。
減っていくスポンジ生地。
結局は、最後のスポンジ生地で試した50秒がちょうど良いことがわかる。
はぁ、やっと成功した。
だが、失敗作どうしよう…?
捨てるのももったいないし。

ぴコーン!
家には沢山のモルモットという名の家族がいるじゃないか!
カチカチになった物以外は、食べてもらおう!

ところが、家族の反応は冷たい。
「失敗したのなんて、食べたくないー。」
もっともな判断だ。
「お姉さん、責任持って食べてよ。」
またまたもっとも。

結局は自分で全部処理することになった。
失敗作でお腹を膨らませるなんて…
せっかくのダイエットも台無しである。
いや、そもそもダイエット中にお菓子を作ったのが悪かったのだろうか?
せっかくモルモットがいると思ったのにー。

だが、この失敗の成果は大きかった。
まずは、レシピサイトのレシピの更新と、新しいレシピの投稿を。
50秒。たった、50秒で、失敗の明暗が分かれるのだ。
改めて、スイーツ作りは、理科の実験と似ていると感じた。

それからは、オムレットが常備のスイーツとなった。
慣れて来ると、時間のかかるのは、生地作りよりも、生クリームの泡立て。
筋力が付いてきたのか、3分くらいは休み無しでいける。
それでも、面倒なのは変わらないが…。

今回の失敗は、またしても、オーブンの特性を理解していなかった私のせい。
グレゴリウスは、ちゃんと仕事をしてくれていたのだ。
失敗は忘れた頃にやってくる。
そう、レシピを忘れた頃に。

失敗は成功の母とはよく言ったもの。
今回の成功は、私に沢山の失敗を与えた。
だが、同時に成功も与えたのだ。

また忘れた頃に、失敗を繰り返すかも知れない。
それでもお菓子作りは続けよう。
それが、グレゴリウスとの約束だから。
さて、今日もよろしく。
私の愛するグレゴリウスよ。

To be continued…