連載:失敗日記13:チーズケーキ編

2016-12-15

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さて、新しい失敗日記は、明日以降です。

今回もよろしくお付き合い下さい。(´ω`)

失敗日記13:チーズケーキ編

それは、クリームチーズの賞味期限が迫ったある日のことである。
クリームチーズは、母が宅配システムで良く買ってくれる。
それを使い、チーズケーキを作ろうと思い立った。

なぜなら、同じく賞味期限?が迫った
家庭菜園で採れたさくらんぼがあったからだ。

チェリーをたっぷり入れたチーズケーキを作りたくなり
まず、15分以上かけて、さくらんぼの種取をした。

500gという重量は伊達ではない。
かなりの労力を必要とした。

そして、種取りが終わったら、いよいよケーキを焼く作業である。

計りで、粉や砂糖、チーズの分量を量る。
耐熱ボールにクリームチーズを入れ、レンジでチン。
柔らかくしたクリームチーズに砂糖を加えて混ぜる前に
オーブンを温めて、準備は完了!

さて、混ぜるだけの単調な作業が続く。
砂糖を混ぜ、白っぽくなったら卵を加え、
全て順調に行くはずだった…。

型に生地を流しいれる段階になって
ふと疑問符が頭に浮かんだ。
あれ?生地が何だか、緩いような…

ここで気づけば良かったのだが。

「まぁ、良いか!焼けば固まるでしょ!」

これが失敗の主原因だった。

オーブンに入れて、焼くこと40分。
見た感じでは、上手くいっていたように思えた。

ところがである。
作業場をふと確認してみると、
ある素材が余っていた。

これは、何?
舐めてみる。
わからない。知らない。小麦粉か何かだ。

そう!
余っていたのは、薄力粉だった…。

やばい…!
今頃になって、気づく。
だが、気づくのが遅すぎた。

もうすでにケーキは焼きあがってしまったのだ。

またもや、薄力粉を入れるのを忘れてしまった。
同じ失敗を繰り返した私は、思わず歯噛みする。

NO~!
シット!メールド!
日本語風に言えば、畜生!

何故同じ失敗を繰り返してしまったのか…
以前の失敗が教訓になっていなかったのだ。

結局生地が冷めてから、食べたのだが…。
やはり美味しくない。
レアチーズケーキともスフレチーズケーキとも違う。
もちろん、ベイクドチーズケーキではあり得ない生地の柔らかさ。

失敗作は、家族に食べてもらおう。
そう思ったのに、またもや、家族からはブーイング。
「また失敗したの?何度目?」
さぁ、何度目だろう?数えてはいない。

また、砂糖が少なすぎたせいもあり
生地自体が余り美味しくなかった。

粉を入れるのを忘れたその生地は、ただの卵焼き?
いや、チーズが入ってるので、もんじゃ焼き?
それでは、もんじゃ焼きに失礼だ!

とにかく、美味しくなかった。
砂糖と粉、シンプルだが一番大事な要素が足りなかった。

ああチーズケーキよ。
君失敗するなかれ。

同じ失敗を繰り返すのは、本当に後味が悪い。
モチベーションが一気に下がる。

失敗作は、懐に収まった。
だが、記憶には留まらないだろう。
心太式の頭を何とかしなければ、また同じ失敗を繰り返すかも知れない。

記憶というのは、本来忘れることがないらしい。
ただ、引き出しを引くことが出来ないだけ。

しばらくお菓子作りをしていなかったせいもあるのかも知れない。
とにかく、もう同じ失敗を繰りかえさないようにしなければ…!

それからは、紙にレシピを書くことにした。
だが、後日…。
その紙の存在自体を忘れた私は、また普通の生活に戻った。

学習能力。
それは、私にとって、猿よりない能力かも知れない…。

to be continued…