2015.02.21

クリスマスのリングシュー

パリブレストは、手間がかかる分、本格的に仕上がります。

ぜひ、作ってみて下さい。

材料：（天板30×30cm・2～3台分)　所要時間：150分

カスタードクリーム
卵黄 … 3個	グラニュー糖 … 40g	牛乳 … 250cc
コーンスターチ … 10g	薄力粉 … 15g	お好きなリキュール … 小1
抹茶のシュー生地
バター … 125g	牛乳 … 125cc	水 … 125cc
塩 … 4g	薄力粉 … 150g	抹茶 … 大2
卵 … 4～5個
抹茶クリームとデコレーション
生クリーム … 300cc	抹茶 … 大2	グラニュー糖 … 大3～4
苺 … 1パック

作り方：カスタードクリーム

薄力粉とコーンスターチを合わせてふるう。
鍋に牛乳を入れて中火にかけ、沸騰させる。
沸騰したら火を止め、次に使うときまでそのまま置いておく。
ボールに卵黄と砂糖を入れ、白っぽくふわふわになるまで泡立てる。
ふるっておいた粉類を加えて、良く混ぜる。
沸騰した牛乳の半量を少しずつ加えていき、良く混ぜる。
混ざったら、残りの牛乳が入っている鍋に戻し、良く混ぜ合わせる。
鍋をもう一度火にかけ、泡だて器で混ぜながら火を通していく。
中火にかけながら混ぜ続け、底からプクッと泡が立ったらすぐに火からおろす。
バットなどの平らなものにクリームを詰め、すぐラップでふたをする。
使うまで、冷蔵庫に入れておく。

作り方：抹茶風味のシュー生地

薄力粉と抹茶は、一緒にふるっておく。
大き目の鍋を用意して、牛乳と水とバターを火にかける。
バターを切り崩すような気持ちで、混ぜながら溶かしていく。
沸騰してきて、泡が白くなったら火を止める。
間髪いれずに、薄力粉と抹茶を一度に加え、手早く木べらで混ぜる。
生地をまとめながら混ぜ続け、場合によっては弱火にかけながら水分を飛ばしていく。
なめらかになり、つるんと鍋底から生地が離れたらボールに移す。
大き目のボールに生地を移し、生地を混ぜ続ける。
オーブンを250℃に温め始める。
生地の温度が人肌くらいになったら、卵の1/3を加えて混ぜる。
さらに1/3量の卵を加えて、手早く混ぜ続ける。
やわらかくなってきたら、慎重に少しずつ卵を加えていく。
生地を人差し指ですくってみて、先が少しおじぎをするくらいがベスト！
絞り袋に丸口金をセットし、生地を絞り袋に詰める。
生地を袋の先の方まで送り、押し出して袋の中の空気を完全に抜く。
天板の上に、鉛筆などで直径20センチの円を描く。
20cmの円の内側に沿って、生地を搾り出していく。
1本目の円の内側に、同じように生地を絞っていく。
2本の円の上の中央部分に、もう1本を重ねて絞る。
生地で余った溶き卵を刷毛で、生地の上にまんべんなく塗る。
水で濡らしたフォークで、上の生地にぐるりと筋をつけていく。
250度に温めておいたオーブンに入れ、190℃に下げて30分焼く。
別のオーブンシートに、同じように今度は直径18㎝の円を描く。
溶き卵や水などは一切つけずに、同じように30分焼く。
こちらのシューも完全に冷ましておく。

作り方：抹茶クリームでデコレーション

シロップは、砂糖2：水1で鍋に入れ、煮詰めて作る。
生クリームに砂糖を加え、9部立くらいの固いクリームを作る。
粉末煎茶をお湯大1～２(分量外)で溶かす。
出来たお茶から、大1分を取る。
先ほどの生クリームに加え、軽く泡立てる。
カスタードクリームを冷蔵庫から出し、こした後リキュールを少量加え混ぜる。
重ねて焼いた大きい方のリングシューを、上から1/3くらいの高さで横に切り分ける。
後から焼いた小さい方のシューは、シロップを吸い込みやすくするため、フォークで全体に穴をあける。
カスタードを絞り袋に入れ、星型の口金で下半分のシューの隙間を埋めていく。
苺のヘタを取り、軽く濡れ布巾で拭いて薄くスライスする。
カスタードクリームの上に、薄くスライスしたイチゴを乗せていく。
小さい方のシューはシロップにサッと漬け込み、すぐに下半分のイチゴの上に乗せる。
乗せたら、さらにそのシューの上に冷蔵庫から出した煎茶クリームをたっぷりと波型に絞る。
上にもう1つのシューをかぶせ、冷蔵庫へ30分ほど入れて落ち着かせる。
冷蔵庫から出したら、今度は半分にスライスしたイチゴを彩り良く盛り付ける。
クリームやロイヤルアイシングに色をつけて、シューの上に葉の口金で絞る。
完成!!

デコレーションのクリームは固めに泡立てて下さい。ゆるいクリームだとしっかりデコレーションが出来ません。

クリスマスツリーシュー

抹茶のシュー！お茶の時間でシュー