またまた、シュークリームの失敗について、ご紹介ー!
では、またお付き合いくださいませませ。
生地の中に空洞が出来ない場合の、失敗の原因を探ります。
その1:薄力粉を入れた時に、火を止めましたか?
薄力粉を入れる時には、必ず一旦火を止めます。
その後、再加熱はしますが、それまでは火を止めた方が良いです。
そして、一気にかき混ぜることで、ダマも出来なくなります。
スピードが命ですので、多少粉が周りに散っても気にせず、
豪快に一気に混ぜて下さい。
火を入れながら薄力粉を加えてしまうと、
生地中の水分が上手く生地に吸収されず、糊化が起きなくなります。
糊化が起きないと、しっかりと膨らまず、中に空洞も出来ません。
その2:溶き卵を塗りましたか?
溶き卵がない場合は、水でも良いですが、これが結構重要です。
溶き卵を塗ることで、表面の乾燥を防ぎ、焼き色が綺麗に付きます。
ただ、塗りすぎても、膨らみが悪く中に空洞が出来なくなるので、
生地の表面をなでる程度に、薄く卵を塗りましょう。
その3:生地の絞り出しは、等間隔に。
生地を絞り出す時には、指二本分の隙間をあけます。
間隔が狭すぎると、中に熱が回らなくなったり、
生地同士がくっついて、膨らみが悪くなります。
膨らみが悪くなると、生地の中に空洞も出来ません。
と、こんな所で、今回は終了です。
次は、シュー生地の失敗の原因:第三弾!
生地を作る時の、正しい固さです。
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