タルトにも種類がありますが、今回は、「パート・シュクレ」という
サクサクになるタイプのタルトの失敗を載せます。
多分、一番馴染みのあるタルトだと思います。
それでは、タルトの失敗の原因を探りましょう。
その1:生地がべたべたで、まとまらない?
バターは白っぽくふわふわするまで、しっかりとすり混ぜます。
まずバターが、指で押してすっと入るくらいの固さにする必要があります。
その後、粉砂糖などを加え、しっかりとすり混ぜると良いです。
すり混ぜるのは、泡立てるのとは違います。
泡立て器を垂直に立てて、ぐるぐると混ぜる感じです。
その2:卵が乳化していない?
油分であるバターと、水分である卵は、そもそも相性が悪いです。
それを混ぜないといけないわけですから、
卵は一気に加えずに、数回に分けて加えてから、混ぜると良いです。
卵は、必ず室温に戻したものを使います。
その3:薄力粉を入れてから、混ぜ方を失敗した?
生地に薄力粉を入れたら、切るように混ぜます。
カードを使うか、ゴムべらを使うと良いです。
混ぜすぎるとグルテンが出てしまい、生地に粘りが出てしまいます。
ただし、生地が出来たら、まな板などの上に乗せ、
手の付け根で、薄くすり伸ばす工程は、必要です。
この作業をすることで、破けにくく、伸ばしやすい生地が出来上がります。
今回は、この辺で。
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