パート・ブリゼ編です。
パート・シュクレと重なる部分もありますので、
タルト全般として原因を探っていきます。
今回は、焼きあがり後の形が悪くなってしまった時の対処方法です。
その1:生地が型に沿って敷きこまれていない?
生地を型に敷き込む時には、側面の凹凸部分もしっかりと沿わせます。
内側から生地を指で押し、しっかりと密着させます。
生地が破れると駄目なので、生地を引っ張らないように注意します。
そっと上に持ち上げて、型にかぶせるようにします。
その2:生地を冷ましてから、型を外す。
焼き立ての生地は柔らかく、壊れやすい状態です。
その為、型から外す時には、粗熱が取れてからにします。
せっかく綺麗に焼けても、外す時に失敗してしまうと
ひび割れしたりして、台無しになります。
その3:型から上手く外すコツ?
1:天板の近くに、深めの皿(もしくは小さいセルクル)などを用意しておく。
2:生地を皿の上に置き、側面の型を自然に下に落とすようにして、型から外す。
(ただし、この方法は、底取れの型でないと出来ません。)
3:側面が外れたら、生地を持ちあげて、ケーキクーラーの上に移動する。
4:しっかりと冷まして、OK!
と、こんな感じです。
次回は、タルトの底が浮く原因を探ります。
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