さて、今回は、シュー生地の失敗の原因にもなる、
生地の固さについて、ご紹介します。
生地の固さの目安になれば、幸いです。
その1:理想の固さは、逆三角形
シュー生地の理想の固さは、ゴムべらで持ち上げた時に、
ゆっくりと逆三角形に落ちるのが目安です。
固すぎると、へらからボトッボトッと落ちたり、全く落ちなかったりします。
この場合は、卵が足りないので、少し加えて下さい。
あくまで、少しずつです。
逆に柔らかすぎると、生地がだらだらーと落ちます。
もうこうなってしまうと、修正が効きません。
卵を一気に加えすぎると、起こる失敗です。
柔らかすぎになるのだけは、避けましょう。
その2:生地の絞り出しを失敗した?
焼きあがりが歪な形になったら、多分生地の絞り出しを失敗しています。
生地を絞る時には、口金を天板に対して、垂直に構えます。
そして、ぐるぐると回したりせずに、まっすぐ上に絞り出します。
絞り終わりは、まっすぐ上に引き上げ、すっと横に引けばOKです。
その3:薄力粉が残っていた?
最初に水やバターを沸騰させた後、混ぜる時には、
一気に混ぜる必要があります。
しっかりと混ぜないと、生地に水分が含まれず、ダマになることも。
粉がはみ出すのではないか?というぐらい、豪快に混ぜると良いです。
混ざり残りがあると、生地が膨らまず、空洞も出来ません。
と、こんな感じで、今回は終了です。
シュークリームの失敗編、いかがでしたか?
次は、シュークリームの4つある、失敗しない為の関門をご紹介ー!
それでは、またお会いしましょう。
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